僕は複数回の転職経験をしています。
その中で、会社の風潮や職場の雰囲気に合わず、ストレスを感じ、体調を崩しかけて転職を決意した、という経緯がいくつかあります。
ストレスが溜まり、溢れると自分の意に反して体は動かなくなります。
例えば、
「朝が憂鬱で起きられなくなり、遅刻してしまう」
というところが身近なものではないでしょうか。
本記事では、実体験をもとに転職を考えるべき体のサインについてご紹介いたします。

職場の環境によって、ものすごく精神に負担が掛かりますよね。
体に現れる前に転職を考えていきましょう。
体のサインは会社の規模に関わらず、職場単位で発生する可能性があります
大手企業でも大変な部署はあります。逆に中小企業でストレスが少ない部署もあります。
こればかりはくじ引きのような運になってしまいますので、ご自身の職場で今回お話しするような精神状態になったら、転職を考えてください。
職場環境という点では、プレッシャーの強い上司、先輩、殺伐とした職場や会社の風潮が古く体育会系というところはよくあります。
しかし、比較対象がないとなかなか自分の職場がどの程度のものなのかわからないはずです。
そこで、自分の体がサインを出している事例を、実体験をもとにお話していきたいと思います。



今の職場ってゲキムなんだろうか・・・



がんばって入社したから食らいつかないと・・・
特に今の職場に疑問を抱いている方、やりたい仕事だけど環境が耐えられないと思っている方に参考にしていただきたい記事です。
実際に僕が下記の状態に陥って体調を崩してしまった時の共通点をご紹介します。
体のサイン①冷や汗と狭心症





職場についたら、誰かに声をかけられるだけでもビクッとなっていませんか?
常に視線やプレッシャーを感じて怯えながら時間が過ぎるのを待っていませんか?
常に追われるように、焦って仕事をしている状況です。
このため、体は自然と冷や汗を出すようになり、胸が締め付けられる感覚になります。
- 上司からのプレッシャーが頻繁にかかる
- 期限は絶対だと仕事をしている人
- 自分が成長する糧になるから、当たり前だと思っている人。
上記に当てはまる人は要注意です。
これは僕の実体験ですが、この状態が3ヶ月も続けば、常に冷や汗がでてくるようになるはずです。
そして、ゆっくりと体が言うことを聞かなくなり、朝が起きられず更に上司に怒られるという悪循環を生み出します。
冷や汗と狭心症は体が危険信号を出しているサインだと思っていいと思います。
一例として・・・



自分は頑張って仕事に取り組んでいるんだ!
早く沢山吸収して一人前になろう!
上司に認めてもらいたい!
今の辛い状況を乗り切って褒められたい!
一見すると一生懸命がんばって仕事をしている若手。という見方はできますが、
このような姿勢で仕事をする人は、結果として自分を追い詰めていきます。



職場の雰囲気が悪いけど、まだ私は慣れていないだけ。
上司に注意されないように早く仕事を覚えよう。
このようなケースでも、やはり職場のプレッシャーに負けてしまう可能性があります。こう思った時点で職場に馴染める可能性が極めて低い状態だということを早めに認識しないといけませんね。
共通するストレスの原因は、
- 全部自分で解決しないといけない
- 他の人に迷惑をかけてしまうのが申し訳ない
- 相談できずに1人で抱えてしまう
- 自分に発言権がない
- 周りの同僚も忙しく話しかけられない
という点です。



自分のストレスを受け止められる量は有限です。
いつか爆発する危険性があります。
それを無視するかのように仕事を続けるのは、体によくありません。
辛い時は辛い!助けて欲しい時は助けて!といいましょう。
言わなきゃいけない状況でも言えない職場環境なら、必ず冷や汗が出てきて、毎日胸が締め付けられる思いをすることになりますよ。
そんな職場環境や自分の仕事への姿勢では、「辛い」ということを訴えにくいですよね。
それだけ頑張ったあなたなら地力や精神力は必ずついています。
もっと良い環境で、もっと給料の高い会社があるはずです。
下記で転職サービスについて詳しくレビューしております。一度読んでみてください。


体のサイン②思考停止状態





自分はまだまだだから上司の言うことが絶対だと思っていませんか?
または会議や打ち合わせで、自分の意見を聞かれると何も出てこないことはありませんか?
- 職場が殺伐としていて、誰かに質問できる雰囲気ではない。
- 新人には到底わからない専門用語を並べて、言葉をぶつけるだけの教育
質疑応答、OJTといった教育体制ができないほど忙しい職場ではよくあるケースです。
思考停止状態になるパターン①



今までこうやってみんな成長してるんだ!
お前もこのやり方で仕事を覚えろ!
といった極めて浅はかな論理でまくしたてるかのように言葉を投げつけられ、
無理やり納得させられていってしまった結果、
何も習得できず、自分の考えや意見を引き出せなくなっているパターンですね。
今までのやり方を継続することは重要ですが、ちゃんと質疑応答を設けて教育や引き継ぎを行って欲しいものです。
パターン②
思考停止状態になるパターン②



今までのやり方が正しいのに、お前のやり方でやったら、ほら、間違えた。
このような環境で仕事すると、自分の考えが全て間違っていると勘違いさせられ、上司や経験のある先輩方の意見が絶対という錯覚に陥ります。
その錯覚のせいで自分の意見自体があるのかないのかはっきりしなくなってきます。
- 過去の慣習を盾に言いくるめられる
- 自分の意見が通らない+否定される
- 磐石な教育を受けられない
自分の考えや言葉が詰まるようになる。
- 第一段階が習慣化されている
- 上司の機嫌を伺うようになる
- 一日を穏便に済ませていこうとする
思考停止
言葉が出てこなくなるという第一段階から、思考停止という第二段階構造
そして、



自分には能力がないんだ・・・
だから受け答えもしっかりできないし、ビジネスシーンでも遅れをとってしまう・・・
もし転職を希望しても他社で雇ってもらえないかも・・・
ある種の洗脳に近い状態ですね。
- 本当は能力があるかもしれない。
- より良い成果がでるかもしれない。
思考回路が停止してしまうほどの上からの重圧で、自分の可能性を自分でつぶしているということに気づきましょう。
僕もそんな気持ちに打ち勝って、新たな職場に就くことが出来ています。
上司が変わらない。職場が変わらないという今後の見込みなら、自分を卑下せず、諦めず転職を意識しましょう。
下記では、まず自分の適職から知る方法を解説しています。
本当の自分の能力を見つけましょう。


体のサイン③食い気味の返事





上司の行動パターンが気になって自分の仕事にちゃんと集中できていますか?
または上司の質問に答えるためだけの仕事になっていませんか?



明日までの資料、社内共有ファイルに入力できて…



ぁ、あ!す、既に入力しました!です!
上記は一例ですが、なんとなくお互い不安になるような返事の仕方ですよね。
上司側は、沢山の確認事項をあなたに聞いてきて、
仕事に追われているあなたは、スピードについていけないけど、無理やり仕事を捌いている状況です。
上司や先輩から常にプレッシャーを与えられていて、自分が集中したい仕事ができていない
明らかに過負荷で、あなたの作業が回っていないのに、期限や進捗を細かく設定されている
これではいずれ決壊してミスを連発することが目に見える状況です。



今は頑張らないと・・・
仮に上司側は仕事ぶりを認めていたとしても、本人には伝わっていません。
『自分はまだまだ半人前だからこんなに注意を受けているんだ。』
『ミスできない・・・ミスしないようにしないと・・・』
このように毎日怯えながら仕事をしています。
前章の冷や汗のケースと似たようなパターンです。または延長線といってもいいかもしれません。
- 常にある上司からのプレッシャー
- 自分のキャパシティを超える仕事量
- 過負荷が当たり前の職場の雰囲気
上司に答えるためだけにその会社に入社したんでしょうか?
しっかりと自分のやりたいことはなんだったのか、本記事を読んで見つめなおしていただけたら幸いです。
サインが出たらとうするべきか
ここまでで、上記の例に当てはまっている人、または共感していただいている人もいらっしゃると思います。
そこで転職のサインが出たときに何をしたらいいのか、下記にリストアップいたします。
僕の実体験の中でやっておけばよかったなぁという事や、確実にやっておきたい事を紹介します。
- 自分の状況を常に誰かに伝えておくこと
- 昼休憩以外に、トイレ休憩と称して5分程度の離席を4回はすること
- 逆に自分の存在をアピールをすること
前述したサインが出てしまう人の共通点は「塞ぎ込みがち」というところです。
職場環境によってそうならざるを得なかった人も含めてです。
そういう人はしっかり自分をさらけ出せる環境に身を置くこと、または環境を変えていくことをした方が解決の道に繋がるはずです。
それでも体のサインが消えなかった場合は、転職をオススメいたします。
面談から応募までの流れ
専用の個別面談ルームにて、業界別専任のキャリアコンサルタントがじっくりと話を聞いてくれます。
パーソナリティーや将来のキャリアプランも考慮した上で、可能性を最大限発揮できる求人を「非公開求人」を含む多数の求人情報の中から紹介。キャリアコンサルタントに相談しながらじっくり選べます。もちろん、応募するかどうか、その場で即答する必要はありません。
また、マイナビエージェントでは、各企業の人事担当者と直接会って、求人票だけでは分からない詳細な情報を入手しています。下記はその一例ですが、できるだけその企業や業界について深く理解した上で、応募先企業を決めることができるので安心です。
* 求人企業の社風や雰囲気
* 求人企業や業界の成長性・動向
* 入社後のキャリアパス(5年後、10年後…)
* 書類選考通過/面接通過の難易度・通過率
* 採用のポイント
* 働く環境(平均残業時間・育児休業取得実績など)






おわりに
今回は3つのサインで記事にまとめましたが、他にもたくさんサインはあります。
良い方向のサイン、体調を崩すサイン
無理せず、自分の体と向き合って仕事をしてくださいね。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
今回の記事では職場の雰囲気を図る指標は出ていませんが、自分の職場ストレスについてはある程度指標を書いたつもりです。
この記事を読んで、あてはまるところがあったら、転職の準備をするか、休息をとるように心がけてください。



今の時代、転職は当たり前です。
一つの会社でキャリアアップを図っても、隣の庭は青く見えるものです。
もっと良い環境があるんじゃないか。
自分の職場はどうなんだろう?
今は大手でも淘汰される時代です。
また大手でも精神的な環境が良くない職場は多くあります。
一つの会社に拘らず、自分の芯をもって、自分が仕事をしやすい職場・会社を渡り歩くべきだと思います。


転職・キャリアランキング


にほんブログ村
コメント