【職業レビュー】購買職

職業レビュー

職業レビューということで、僕が以前経験した職種の「購買職」について記事にいたしました。

これから就活や転職で情報を集めてる方の参考になれば幸いです。

職業適正と称してチェックリストを作っておりますので、あてはまるかお試しください。

専門的な用語は用いておりません。
ベンチャー企業から中小企業、そして東証1部上場大手企業を渡り歩いた僕の実体験をもとにレビューしております。

購買職とは

めちゃめちゃカッコ良く言うとバイヤーです。

購買の仕事とは、企業活動に必要なものを社外から購入すること。購入の対象となるのは原材料や部品だけでなく、設備や備品、消耗品、サービス、外部パートナーによる加工や配送などの業務そのものも含まれます。

エン転職様より引用

今回僕が紹介するのは、中でも間接購買という職種についてです。
よくアパレル業界で耳にする「バイヤー(買付け)」のお仕事とは少し違います。

引用先でも紹介されているように、関節購買という職種は、社内の様々な部署から必要なものを購入する依頼を受け、その価格の見積を各仕入先に依頼し、選定するという職種です。

依頼内容は部署によって様々です。

開発部
開発部

自社製品を構成する上で必要不可欠な部品や素材

企画部
企画部

プレゼンに必要な加工品。
(例:iPadを壁に架けられるようにするものとか、100均で買えそうで買えないものを加工屋さんで作ってもらったりします。)

管理部
管理部

コピー用紙や消毒液といった、事務用品や生活用品

現場
現場

1度発注したものが破損・紛失してしまい、
もう1度発注してほしい。

大まかな内容をご紹介しておりますが、基本的には上記のような依頼が多くあります。
これらを自分が担当している仕入先に見積をして、より安くて良質なものを決定します。
そして依頼元の部署へ、
『この仕入先で価格は〇〇で、このくらいのクオリティのものを購入します。』
と報告します。
そしてOKが出れば購入手続きに進みます。

事務職の延長のような仕事内容に見えると思いますが、
これが間接購買になります。
特に機械系のメーカーはこういった仕事内容が
メインになります。

中でも比較的重要な案件は開発からの依頼です。
それは試作商品の依頼と、新規商品、定番商品で大きく分けられます。
どれも会社の未来を背負う商品になるので、バイイングの手は抜けません。

開発から指示された部品ないし素材は一つ一つが欠如してはいけません。
全て揃って初めて販売できる商品になります。

ということは購買職が仕入れている部品や素材は一つ一つがコストになります。

商品・お金の流れ
  • 部品・素材(コスト)→製造→商品完成→販売→売上計上
  • 売上−コスト=粗利益
  • 粗利−諸経費=純利益

会社としては低コスト高単価を狙いたいので、購買職は仕入先になるべく安く値切るスキルや知識が必要になります。

価格交渉が購買職の1番の肝で
1番面白いところです。

購買職の仕事内容

前章のまとめ
  • 仕入先選定
  • 価格交渉
  • 発注
  • 定番商品の定期的な部品発注

上記に加え、追加の仕事内容です。
・納期管理
・荷受け
・検品
・品質確認

上記追加の仕事内容は基本的にデスクワーク以外の仕事になります。
納期管理に関しては、デスクワーク中心となりますが、荷受作業や検品とそれに伴う品質管理に関しては、実際に納品された製品のチェック等の作業になりますので、荷受場や検品場で作業行うことが多くなります。

発注作業等のデスクワークが7割、
荷受等の事務所外作業が3割といったところです。

購買職の一日のスケジュール

一日のスケジュール

8:30  出社(会社の勤務時間による)
8:45  朝礼(部課毎の連絡事項)
9:00  各自スケジュール・メール確認
 ↓  事務作業・電話応対・来客対応
10:00 荷受作業
 ↓  事務作業・電話応対・来客対応
12:00 昼休憩
13:00 事務作業・電話応対・来客対応
17:30 退社or残業申請
 ↓  指定した残業時間後に退社

購買職レビュー

間接購買は社内外の間に挟まれる役所なので、少なからずストレスは感じるでしょう。

しかし仕事量としては、商品発注・見積り・品質管理といった一貫した業務なので、営業職等の多岐に渡る職種よりはパンクするほどではないですし、1つの案件が長期化するようなこともありません。
また、会社の運営の流れの中で中間の役所なので、緊急で納期ギリギリ・お客様に迷惑をかけてしまう・・・ということもありません。
現場の方や営業の方にはなるべくスムーズに製品が渡るように調整はしますが、直接お客様に怒られることはまずないです。

ある程度仕事の流れが慣れてきたら、リラックスできるところは多めにできるようになると思います。

やりがいという面ではやはり価格交渉です。
どれだけ自分の裁量で会社のコストカットを実現できるかというところだからです。これに関しては、自分の成長を大きく期待できる仕事ではないでしょうか。

ただし、経験がかなり幅をきかせている職種なので、1年間は取引先にしてやられる事が多くあるでしょう。

購買職レビュー
  • 仕事量は、比較的ゆるやかで決して多くは無い
  • 価格交渉は成長に繋がるし、やりがいもある
  • 経験が物を言う世界なので慣れが必要

【職業適正】向いている人向いていない人

向いている人
  • 言いたい事をはっきり言える人
  • 人の意見に流されない人
  • 社内外問わずNOと言える人
  • 多方面からの要望を聞き入れることができる人
  • 飲み会や行事関係といった日程調整が得意な人
向いていない人
  • タスク管理が苦手な人
  • 数字で報告・作業することが苦手な人
  • 静かな職場環境が苦手な人
  • 直感的な行動をとる人
  • 自己主張はほどほどで謙虚な人

獲得可能なスキル

この章では、今後転職をするときに職務経歴書に書ける購買職のスキルを解説いたします。

※この記事を読んで、職務経歴書の記入に参考にしてくださっている方、あくまで実際にご自身が身につけた上で、職務経歴書にご記入下さい。

獲得可能なスキル一覧
  • 対人折衝力(社内外)
  • 電話応対
  • 価格交渉・相見積
  • 発注・納期管理
  • 品質管理・品質検査
  • 素材・製品・商品知識
  • 図面読解(加工・電気)

購買職は技術系職人系の取引先と接する機会が多いので、その道のスペシャリストといったスキルを身につけられるのが特徴です。

評価

本章では、僕の経験上、個人的に5段階評価をつけています。
視覚的に分かりやすくなると思います。
転職のご参考にしていただければ幸いです。

○内面的評価

※楽しさ、やりがい、責任感、束縛度、ストレスを高低で5段階評価

○外面的評価

※社会的地位、裁量、休日、1日の残業、給料を高低で5段階評価

まとめ

購買職は会社の縁の下の力持ち的な立ち位置に置かれます。
また、会社の増益の一端を担う職種です。
あまり知名度が高くない職種ですが、
経験したら必ず自分の成長を感じられる職種です

転職においても価値のある職種です。
今はどの会社もコスト削減、利益確保を目指していますからね。
オールマイティで、しかもコスト面を見る目がある人材なら、多少なりとも特別視はしてくれますよね。

1つのキャリア形成として転職を考えている人
新卒の人にはおすすめの職種です。


社会・経済ランキングにほんブログ村 転職キャリアブログへ
にほんブログ村

コメント