採用面接ではどんなことを心がけたらいいのでしょうか。

履歴書・ES・職務経歴書に記載したことを暗記していれば
選考は通るでしょ!

綺麗な身だしなみで、爽やかに受け答えしていたら内定とれる!
その通りです。
しかし、面接の場には「緊張・会話のリズム・制限時間」という悪魔が棲みついています。
全てを暗記できていたとしても、それをスムーズに引き出せるかといったら至難の業になってきます。頭がパンクしてしまっても本末転倒です。
常に爽やかに対応しようと心がけても、緊張で理想の振る舞いができないこともあります。
そしてこれらは制限時間の間にこなさなければならないので、やりたいことができずに不完全燃焼するといったことが基本になってきます。
そこで、ここだけは注意して確実におさえておくことを紹介いたします。
残りは流れに身を任せて自然体で臨めば、選考をクリアすることができます。
記憶して臨むこと
本章では、履歴書・ES・職務経歴書に記入した項目で、最低限頭に叩き込んでおくことをお伝えします。
以上です。
採用面接は10~15分程度で時間がかなりコンパクトに限られています。
もしかしたらリストの最後に記載している「長所・短所」すら話す機会がないかもしれません。
ですが、上3つの項目は必ず面接官から質問されるので、記憶しておきましょう。
職務経歴書の書き方は下記で解説しております。
立ち居振る舞い
ドアを開けたらこうして・・・
イスに座る前に礼をして・・・

「ここでこうしなければ」という動作がたくさんあって、覚えてきた受け答えまで忘れそう・・・
ここでは入室から退室までの最低限のチェックリストを表示します。
最低限の立ち居振る舞い
入室
ドアノブを片手にお辞儀「失礼します。」
ドアに対面しながら閉める。
着席
イスの横に立ち「よろしくお願いいたします。」
促されたら着席
カバンはイスの下に
退室
ドア前でお辞儀「ありがとうございました。」
ドアに対面しながら開ける
閉じる前に再びお辞儀
ちなみにノック回数は2回でも3回でもどちらでも構いません。
そんな細かいことを採点項目にはしないはずです。

僕の今までの経験からすると、3回で固定しておいたほうが無難だと思います。
またリストのセリフを見てみると、シンプルだと言うことにお気づきだと思います。
例えば「よろしくお願いいたします。」
こちらは「本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。○○から来ました○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」というようなアドバイスがあったりしますが、
そんな悠長な時間はありません。
落ち着いて、必要な単語を大きく発声することが重要です。
しかも覚えておかなければならない項目が一気に省略されるので、緊張する必要がなくなります。
落ち着いた人間だというアピールをしてください。
リストには載せていませんが、何よりも覚えておかなくてはならないことは
笑顔

常に意識しておきましょう。
受け答え
面接官の質問は時として意に反する言葉を投げかけられたりします。
『自己紹介をお願いします。』
『志望理由をお聞かせください。』
といった定型的な質問だけではなく、
『あなたはこんなことをしていたんですね?』
『残業は必要ないと思いますか?』
確認であったり、唐突な投げかけはもちろんあります。
(唐突な質問はあっても一回くらいですが・・・)
本章では、受け答えというタイトルですが、質問に関して予測はできませんし、答えに関してはあなた自身の考え方が必要になります。
ですが、考える時間を稼ぐための【相槌】の言葉を紹介いたします。
時間をコントロールする相槌言葉
会話のテンポを良くする相槌
【はい】
否定から入る時の相槌
【いえ】
時間を稼ぐ相槌
【復唱】
上記3つを念頭に置いてください。
会話が盛り上がる時、次に進みたいとき、自分のスピーチが終わったときに【はい】を使いましょう。
質問に対して自分の考えは違います。と表現するときは【いえ】を使いましょう。
「いいえ」でも「いや」でもなく【いえ】です。
この表現は完全否定で相手を不快にさせない魔法の言葉です。
そして【復唱】することはしっかり聞いています。というアピールにも繋がり、同時に時間を稼ぐことができます。
間違っても「う~んと」とか「え~っと」は使うのは控えましょう。
まとめ
採用面接において最低限注意しておきたいリスト3パターンで解説いたしました。
これをおさえておけば、落ち着いていてしっかりしたイメージを印象づけることができます。
あとは面接官とのコミュニケーションのとり合いになります。
あなたなりのコミュニケーションのとりかたで構いません。
おさえるところはおさえていますので、無礼がない限り悪い印象を与えることはないでしょう。
また下記にて面接前の準備について紹介しています。
更に万全を尽くしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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